2026.02.18

里庭の記録 二月

 

「立春」

 

旧暦の上(節切り)では、一年のはじまりは立春からと考えられていました。

梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の兆しがところどころで見られます。

 

里庭には白梅と紅梅の木があります。

春は、ふわりと咲く花とやわらかい香り。

梅雨には、さわやかな青い実と甘酸っぱい香りで季節の移ろいを伝えます。

 

梅干し、梅酢、梅流し、焼梅など。

疲労回復、解毒、浄血、消化促進、抗酸化など。

民間薬としても重宝されてきました。

 

目に見える美しさだけでなく、その高い効能を利用するために、庭先に梅の木を植える家庭が多くありました。

里庭にある2本の梅も、大切にしているシンボルツリーの一つです。

 

凛と咲く白梅。ふわりと心を和ませるような香りが漂ってきます。

 

梅の開花は、冬の間に土の中で根を育てていた植物たちが芽吹き始める合図でもあります。

 

ふきのとう。こちらも春の訪れを感じさせてくれる野草です。

 

力強く芽吹き始めたミント。

 

冬の間、地上部が枯れて、根だけが残る宿根草のハーブの中でもいち早く芽吹くのが、このミント。

里庭には、スペアミント、ペパーミント、オレンジミントなどミントだけで5種類以上の品種があり、5年前の開業時から根を絶やさずに命を繋いでくれています。

 

ハーブバスや、芳香蒸留、夏にはモヒートなどのカクテルにも活躍する万能なハーブです。

 

ローズマリー・トスカーナブルーの花。

 

葉を利用するローズマリーですが、春先には可愛らしい花をつけます。

 

厳しい冬を耐え抜いたエンドウ豆。

 

こちらも春を告げる華やかな食材です。