2019.10.15

時代祭と十二単から学ぶ日本の服飾

10月の玉手箱

 

 

皆さま、こんにちは。10月に入り、京都のいくつかのお寺では秋の特別拝観が始まりました。今の季節しか見られない文化財やお庭をお楽しみいただければ幸いです。

 

ホテルカンラ京都では、客室内に日本・京都の景色や文化を季節ごとに紹介する”玉手箱“と呼ぶ箱を設えております。今月のテーマは時代祭です。時代祭りは京都三大祭の一つで、毎年10月22日に開催されています。(本年は22日に即位礼正殿の儀が行われるため10月26日を予定しています)
これは都が京都から東京に移ったあと、京都の活気を戻そうと、明治28年(1895年)に始まった平安神宮のお祭りで、明治維新から延暦時代までの8つの時代、約1000年にわたる当時の服装に扮した人々が京都の街を練り歩きます。

平安時代の女性の服装である十二単や、馬に乗る武士など、2000人の動く時代絵巻は圧巻です。京都御所を出発してから平安神宮に到着するまで、迫力のある2時間をご堪能いただけますので、ぜひご覧くださいませ。