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【ANTEROOM JOURNAL WEB #2

皆さま、こんにちは。
本日は、前回よりスタートした京都市南区のエリアの魅力をお伝えするマガジン企画「ANTEROOM JOURNAL WEB」の第2回をお届けします。


今回は「スペインバル アブラモス」さんです。



アブラモスさんは京都駅からもほど近く、アンテルームからも歩いて10分の場所にあるスペイン料理専門店です。東寺道の路面に面し、テラス席もあり開放感のある空間で、美味しいスペイン料理とお酒、素敵な空間が食事の楽しさを思い出させてくれる街のレストランです。


アブラモスさんのこだわりは「お客様の時間をおもてなしすること」。お客様には家族や友人のように愛を持って接する。自分たちもお客様の時間を大切にする。アブラモスが目指すのは、その場にいるお客様やスタッフが良い意味でフラットな空間。この街の人たちにとって、心が落ち着く居場所となるような最高の空間です。お話好きなスペインの人々のように、いろいろな人と話して、楽しい時間を過ごしてほしいという店主の西山さんの想いが詰まっています。だから「アブラモス」という店名はスペイン語で「話しましょう」という意味でもあるんですよ。


そんなアブラモスさんのイチオシメニューは、「その日のおすすめ」です。もちろんスペインの代表料理パエリアも言わずもがな美味しいのですが、あえて店主の西山さんがこのメニューをおすすめするのは飲食店としての「食」に対する強い意思を持っているから。「その日のおすすめ」は、近くで採れた新鮮で、旬な良い食材を使ったその日だけのメニューです。お店としてメニューを決めてから食材を選ぶだけではなく、すでに私たちの身の回りにある食材を存分に活かした料理を作る。そうすることで、地産地消を実現しながらフードロスや環境負荷の軽減に取り組むことができます。是非、スタッフの方に「その日のおすすめ」を聞いて注文してみてくださいね。


アブラモスの店主の西山さんは、京都市南区のご出身。もともとは、地元に好きだと思えるようなお店がなく、自慢できるお店を作りたい!と思ったことがきっかけでこのお店をオープンしたのだそう。でも西山さんはこの街でお店を始めてから「南区って、面白い街だ。」と気づきはじめたのだそう。最初は伝わりにくくても、知れば知るほど面白さが見えてくる。この街の面白い「人」たちが醸し出す南区らしさに魅力を感じているそうです。現在は、アブラモスさんのある商店街やアンテルーム京都も参加する南区のコミュニティ活動「9.5条会」などを通して出会った人々との繋がりを活かして、新しい視点で商店街の活性化にも取り組んでいらっしゃいます。そして、京都の五条に同じ系列店の「スペインバル サントレス」さんも経営されています。東本願寺の北隣にあるアンテルームの姉妹ホテル「ホテルカンラ京都」から徒歩すぐです。お近くにお越しの際には、是非そちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。この街の人と人の繋がりの場所。おしゃべりをしながら美味しいごはんとお酒を楽しむ、食べることの楽しさを再発見できるアブラモスさんは、この街に欠かせないお店です。


アブラモスさんでは、テイクアウトもしていらっしゃいます。お持ち帰りをするなら、ANTEROOM BARで白ワインと一緒に楽しむのがおすすめです。魚介のパエリアと白ワインの組み合わせは、相性抜群。
ANTEROOM BARでは、ワインの他にも多種多様な味わいのウイスキーやカクテル、クラフトビールなど種類豊富に取り揃えておりますので、是非ご宿泊の際はご利用くださいね。
※現在ANTEROOM BARは、金・土・日曜日の16時〜21時(L.O. 20:30)の営業です。

スペインバル アブラモス
京都府京都市南区東九条北烏丸町6-6
火~木、日曜日 17:00~22:00
金、土曜日   17:00~23:00
定休日 日曜・祝日
※臨時定休日や営業時間変更の場合もございます。事前にご確認ください。
アンテルーム京都から徒歩10分

最後ページの写真は、スタッフが撮影したシングルルームでのひとときの写真です。
そして、気になる「8.8」の数字。これは、2012年に当館のギャラリーで個展「8.8」を開催した小宮太郎さんの作品の一部です。真実を映すと言われる鏡にも光の屈折などの影響で8.8%再現できていないものがあることから着想されたアイデアです。それでは、次回のANTEROOM JOURNAL WEBもどうぞお楽しみに。(文・河上)

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