ARTWORKS
Concept Room No.662
現代美術家・ヤノベケンジ氏のコンセプトルーム。ヤノベ氏は、ホテルの客室によく見られる洋服用のフックや引出しの取手を大きくしています。一見すると蛸のようなユニークな形態となったベッドの上のフックのオブジェには、ナイトランプの機能が。机の前に置かれた取手のオブジェは椅子の役割に。ビックリハウス的な面白さと、手作り的な仕上げ、機能性へのこだわりが魅力的です。飾られているドローイングを見ると、実はここは巨大な少女《サン・シスター》の部屋。ヤノベ氏の作り出した物語に迷い込んだ気分になり、思わず笑みがこぼれるでしょう。