2025.10.06

里庭の記録 十月

「十五夜」

 

朝晩の肌寒さ、日に日に深くなる山の色

いよいよ秋がやってきました。

 

赤く色づいたなつめの実

 

 

十五夜の由来をご存知でしょうか。

空気が澄んで一年の中で一番月がよく見える季節。

平安時代には月を愛でる貴族の嗜みとして、

江戸時代には収穫の感謝を祈る日として、引き継がれてきた季節の行事です。

 

「初物七十五日」

これは初物を食べると75日寿命が伸びる、という古くからの言い伝えです。

季節の訪れを知らせる収穫物には特別な生命力が宿ると信じられてきました。

長い年月を経ても変わることなく同じ季節に実りをつける植物の尊さと、自然の恩恵に感謝をしながら、今年は十五夜の日に芋掘りをしました。

 

 

収穫したさつまいも。昨年よりも大きく、量もたくさん採れるようになってきました

 

 

 

苗の植え付けから成長を見守ってきたスタッフたち。収穫の喜びはひとしおです

 

 

実は秋の畑仕事は大忙し。

収穫が終わるとすぐに冬野菜の準備に取り掛かります。

 

冬野菜の種を選ぶため作戦会議中

 

お食事の際、目の前の畑で採れたばかりの野菜ですとお伝えすると、喜んでいただけることが日々の励みになります。

大根、かぶ、にんじん、ブロッコリーなど、根菜類を中心に冬野菜の種を蒔き終えました。

大根はご朝食のブッフェで今期初めて登場する冬のメニュー「静岡おでん」に使用予定です。

 

 

網代の長谷観音で集めた落ち葉を畝間に敷いていきます。

環境に配慮した自然に近い農法を目指して試行錯誤しながら取り組んでいます。

 

 

植えたばかりのブロッコリーの苗と葉ねぎ

厳しい寒さに耐えて甘く美味しくなりますように。