
2024.12.31
里庭の記録 十二月
「お正月しめ飾り作りの様子」
12月13日は、正月事始め。
すす払いとは、大掃除をはじめ、松迎え(正月飾りを準備すること)や餅つきなど、少しずつ新年を迎える準備を始める古くから伝わる習慣のことです。SOKI ATAMIでは、里庭の手入れに加え、収穫したレモングラスを使って客室一つ一つにしつらえるしめ飾りを制作するのが恒例です。
師走の慌ただしい中、植物と向き合う時間はとても貴重で、不思議と神聖な気持ちになるものです。
「レモングラスのしめ飾り」

「お部屋の玄関に設置した様子」
「12月の畑」
温暖な冬の熱海では、冬野菜もすくすくと育っています。たくさん芽を出してくれた葉物野菜は、朝食のサラダビュッフェで提供しています。ご機会が合いましたら、採れたての味をぜひお試しください。
「フリルレタス」
「裏山に沈む夕日」
陰極まりて、陽に転じる。
一年で一番昼が短く、夜が長い日、冬至。
この日を境に昼間の時間が増えることから、陰の気から、陽の気に切り替わると考えられています。
とはいえ厳しい寒さはこれからが本番。温かい湯がますます恋しくなる季節です。身体をあたため、ゆるめたくなった際はぜひSOKI ATAMIにお越しくださいませ。
「ヒバのお風呂」
本年の里庭の記録はこれで最後です。里庭の変化を見守ってくださったみなさま、誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
「琵琶の花」